キッチンカーの車両本体は、自動車等車両として対象外です。一方で、移動販売用車両の改造工事は「委託・外注費」の例として公募要領の参考資料にも挙げられており、架装部分と調理器具は対象になり得ます。
判定表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費目 | ⑧委託・外注費(改装工事)/①機械装置等費(調理器具) |
| 可否 | △ 一部のみ対象 |
| 対象になる部分 | 水回り・電気配線の工事、外装塗装、焼き台・冷蔵設備等の調理器具 |
| 対象外になる部分 | 車両本体の購入費(新車・中古を問わない) |
| 却下されやすい書き方 | 車両購入費を計上する。改装を交付決定前に発注してしまう |

費目と理由づけ
事例のクレープ移動販売業者は、中古の大型車両を自己資金で取得し、補助事業では「水回り・電気配線の改装工事」「外装塗装」「焼き台の複数化」「コールドテーブル・冷凍庫」を対象としています。人件費比率が同業より13.1%低いという指標から「販売数量」を課題とし、大型化による視認性向上と車内生産性の向上を理由づけにしています。
申請書での書き方(文例)
当事業所の経営課題は、人件費対売上高比率が同業他社より◯%低い点にあると考えています。収益性に問題が無い以上、人件費に回せる余力を作るには販売数量を増やす必要があります。
本事業では、大型車両への改装工事を実施いたします。車両本体は本補助事業外にて自己資金で取得し、補助事業では水回り・電気配線工事、外装塗装、焼き台の複数設置、コールドテーブルの導入を行います。大型化により視認性が向上し、各種イベントでの新規顧客の誘致が可能になるほか、焼き台を複数稼働させることでお客さまが集中する時間帯の回転率を上げることができると見込んでいます。
却下されるパターン
①車両の購入費を計上する。②車両の取得前に改装を発注する。交付決定日以降でなければ発注できません。③大型化の理由が「見栄えが良くなる」にとどまっている。
注意点
①車両の取得時期と資金(自己資金・借入)を実施体制に書きます。②改装工事は車両の取得後、かつ交付決定日以降に発注します。③可否の最終判断は補助金事務局によります。


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